大腸がんステージ4(IV期)でも諦めない。生存率を上げる最新治療と希望
目次
大腸がんステージ4とは?進行度と特徴を解説
大腸がん(結腸がんおよび直腸がん)は、進行度に応じてステージ分類されます。ステージ4は、最も進行した段階であり、がんが他の臓器に転移している状態を指します。以下に、ステージ4の進行状況や特徴、ステージ分類の仕組みについて詳しく解説します。
ステージ分類の仕組み
大腸がんのステージ分類は、一般的に以下の要素に基づいて行われます。
- ・T因子(腫瘍の深達度): がんが大腸の壁にどれだけ深く浸潤しているかを示します。
- ・N因子(リンパ節転移の有無): がんが周囲のリンパ節に転移しているかどうかを示します。
- ・M因子(遠隔転移の有無): がんが肝臓や肺などの遠隔臓器に転移しているかどうかを示します。
これらの要素を組み合わせて、がんの進行度を0から4までのステージに分類します。ステージ4は、Mが1(遠隔転移がある)であることが特徴です。
ステージ4の進行状況と転移の特徴
ステージ4の大腸がんは、以下のような特徴があります。
- 1.転移の発生: 大腸がんが肝臓、肺、腹膜などの他の臓器に転移していることが一般的です。特に、肝臓への転移が多く見られます。
- 2.予後の悪化: ステージ4の大腸がん患者の5年生存率は非常に低く、10%未満とされています。治療は主に緩和的であり、根治を目指すのではなく、生活の質を維持しながら生存期間を延ばすことが目標です。
- 3.症状の多様性: 転移がある場合、患者は腹痛、体重減少、食欲不振、貧血、黄疸などの症状を示すことがあります。これらの症状は、転移先の臓器によって異なる場合があります。
- 4.治療の選択肢: ステージ4の大腸がんに対する治療は、放射線療法、手術(可能な場合のみ)、化学療法および分子標的療法が含まれます。最近では、個別化医療が進んでおり、患者の遺伝的背景に基づいた治療法が選択されることもあります。
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大腸がんステージ4の主な症状と注意すべきサイン
初期症状との違い
大腸がんの初期症状は、一般的に以下のような軽微な症状が見られます。
- ・便秘や下痢: 便の習慣が変わることが多い。
- ・腹部の不快感: 軽い腹痛や膨満感。
- ・血便: 便に血が混じることがある。
これらの初期症状は、しばしば他の消化器系の問題と混同されることがあります。しかし、ステージ4に進行すると、症状はより重篤になり、以下のような特徴が現れます。
進行期に現れる症状
ステージ4の大腸がんでは、以下のような症状が一般的に見られます。
- ・腹痛: 腹部の痛みが持続的または激しくなり、特に腫瘍が大きくなったり、他の臓器に圧迫をかけることで痛みが増すことがあります。
- ・便の異常: 便の形状や頻度が変わり、血便や粘液便が見られることがあります。特に、便秘と下痢が交互に起こることもあります。
- ・体重減少: 食欲不振や消化不良により、急激な体重減少が見られることがあります。これは、がんが体に与える影響や、栄養の吸収が妨げられるためです。
- ・貧血: 血液中の赤血球が減少することにより、疲労感や息切れが生じることがあります。これは、腫瘍からの出血や栄養不足が原因です。
- ・黄疸: 肝臓に転移がある場合、皮膚や目の白い部分が黄色くなることがあります。これは、肝機能が低下していることを示しています。
- ・全身症状: 発熱、倦怠感、夜間の発汗など、全身的な症状が現れることもあります。これらは、体ががんと闘っているサインです。
大腸がんステージ4の検査方法と診断の流れ
大腸がんがステージ4まで進行すると、がんが遠隔転移している可能性が高く、精密な検査と適切な治療計画が必要になります。ここでは、ステージ4の大腸がんの主な検査方法と診断の流れについて解説します。さらに、GENEクリニックで提供している次世代のがんスクリーニング検査や治療法についてもご紹介します。
1. 画像診断(CT・MRI・PET検査)
◆CT(コンピュータ断層撮影)
CTは、X線を使用して体内の断面画像を撮影し、がんの大きさや転移の有無を確認するために用いられます。特に肝臓や肺などへの転移を調べる際に有用です。造影剤を使用することで、より鮮明な画像を得ることができます。
◆MRI(磁気共鳴画像)
MRIは、磁場と電波を用いて体内の詳細な画像を撮影する検査です。骨盤内の転移や、がんが周囲の臓器にどの程度浸潤しているかを評価する際に役立ちます。
◆PET検査(陽電子放射断層撮影)
PET検査では、がん細胞が正常細胞よりも多くのブドウ糖を消費する特性を利用し、がんの広がりを調べます。全身の転移の有無を確認できるため、ステージ4の大腸がんの評価に重要です。
GENEクリニックの先進的ながんリスク評価
GENEクリニックでは、血液中のがん細胞(CTC)を検出するマイクロCTC検査を提供しています。これは、通常の画像診断では見つかりにくい微小ながん細胞の存在を確認することができるため、画像で発見されるよりもいち早く超早期発見や再発リスク評価に役立ちます。
2. 内視鏡検査と生検
◆大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
内視鏡を用いて大腸内部を直接観察し、がんの有無を確認する検査です。ステージ4の疑いがある場合、腫瘍の形状や出血の有無を詳細に調べます。
◆生検(組織採取)
内視鏡検査中に、がんが疑われる組織の一部を採取し、病理検査を行います。この結果に基づいて、大腸がんであるかどうかを確定診断します。
GENEクリニックの遺伝子レベルでのがん解析
GENEクリニックでは、がんの遺伝子レベルでの解析結果を基にして、より効果的な個別化治療のご提案を行っております。
3. 腫瘍マーカー(CEA・CA19-9)
◆CEA(がん胎児性抗原)
CEAは、大腸がんをはじめとする消化器系のがんで上昇することが多い腫瘍マーカーです。特に、がんの進行や転移の指標として用いられます。
◆CA19-9(糖鎖抗原19-9)
CA19-9は、膵臓がんや胆道がんで主に上昇する腫瘍マーカーですが、大腸がんでも高値を示すことがあります。特にステージ4の大腸がんでは、肝転移がある場合に上昇しやすいとされています。
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大腸がんステージ4の平均余命・生存率
大腸がんのステージ4は、がんが他の臓器に転移している状態であり、治療が難しいとされています。以下に、ステージ4の平均余命や生存率、余命を左右する要因、そして近年の治療の進歩について詳しく説明します。
ステージ4の5年生存率のデータ
大腸がんのステージ4における5年生存率は、一般的に非常に低いとされています。具体的には、以下のようなデータがあります。
- ・5年生存率: ステージ4の大腸がん患者の5年生存率は約10%未満とされています。これは、がんが進行しているため、治療の効果が限られることを示しています。
- ・中央値の生存期間: ステージ4の大腸がん患者様の中央値の生存期間は、約12ヶ月から15ヶ月と報告されています。これは、治療を受けた患者様の中でも、個々の状況によって大きく異なることがあります。
余命を左右する要因
大腸がんのステージ4における余命は、以下の要因によって影響を受けます。
転移の部位: 転移が肝臓や肺などの重要な臓器にある場合、予後は悪化します。特に、肝転移がある場合は生存率が低下する傾向があります。
- ・治療法: 化学療法、放射線療法、手術などの治療法が余命に影響を与えます。最近では、免疫療法やターゲット療法が導入されており、これらの治療が効果を示す場合もあります。
- ・患者様の全体的な健康状態: 年齢や全身状態(パフォーマンスステータス)も重要な要因です。健康状態が良好な患者は、治療に対する反応が良く、余命が延びる可能性があります。
近年の治療の進歩による生存期間の変化
近年、がん治療における進歩が見られ、特に以下の点が注目されています。
- ・新しい治療法の導入: 免疫チェックポイント阻害剤や分子標的治療薬が開発され、特定の患者群において生存率が改善されています。これにより、従来の治療法では効果が得られなかった患者様にも新たな治療の選択肢が提供されています。
- ・個別化医療の進展: 患者様の遺伝的背景や腫瘍の特性に基づいた個別化医療が進んでおり、より効果的な治療が可能になっています。これにより、治療の効果が向上し、生存期間が延びる可能性があります。
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GENEクリニックの次世代の治療アプローチ
GENEクリニックは、がん専門の自由診療のクリニックとして、標準治療がうまく進んでいない方、薬物療法で副作用などの問題で治療が続けられない方、もう標準治療ではやれる事がないと言われた方などに、以下の次世代の治療をご提供しています
がん抑制タンパクと核酸医薬による治療|遺伝子レベルでがんの増殖をストップ
大腸がんの遺伝子情報から、がん抑制タンパクと核酸医薬による治療を導入することで、副作用を最小限に抑えた治療を目指します。
6種複合免疫療法|ご自身の免疫細胞を採取・培養をしてがん細胞を攻撃
ご自身の6種類の免疫細胞「NK細胞」「NKT細胞」「キラーT細胞」「γδ(ガンマ・デルタ)T細胞」「樹状細胞」「ヘルパーT細胞」を採取して約3週間かけて培養増殖をしたのち、体内に戻します。副作用を最小限に抑えた治療を目指します。
免疫療法|光感作物質とレーザー照射を組み合わせてがん細胞を攻撃
光感作物質ICGリポソームを前日に点滴投与をして、翌日に患部にレーザー照射を行います。がんの部位が肛門に近い方でレーザーが十分に届く患者様にご提案をして、副作用を最小限に抑えた治療を目指します。
次世代の治療法の提供
再発がんや転移がん、ステージ4の末期がんの患者様にも対応しています。
経験豊富な医師による診療
がんセンター出身の医師や大学病院の元教授など、がん治療の経験が豊富な医師が診療を行っており、患者様一人ひとりに十分な時間をかけた質の高いサービスを提供しています。東京・大阪ともに消化器外科専門医が診療をしているため、標準治療も含めた、総合的な治療アドバイスをする事も可能です。
全面的なライフサポート
治療だけでなく、患者様やそのご家族が直面する課題に対して、包括的なサポートを行い、生活の質(QOL)を維持しながら治療を進めることを目指しています。
「治療法がない」と診断された方も、新たな可能性を見つけるために、ぜひGENEクリニックにご相談ください。
大腸がんステージ4と向き合うためにできること
大腸がんステージ4(IV期)は、がんが他の臓器に転移している状態を指し、治療が難しいとされています。しかし、適切な対応と周囲のサポートにより、患者様の生活の質(QOL)を維持し、延命を図ることが可能です。
早期発見・適切な治療の重要性
がんの早期発見は、治療の選択肢を広げ、生存率を高めるために非常に重要です。定期的な健康診断や検査を受けることで、がんの進行を早期に把握し、適切な治療を受けることが推奨されます。
特に、大腸がんは早期に発見されれば、内視鏡的切除などの低侵襲な治療が可能であり、完治の可能性も高まります。しかし、ステージ4で発見された場合でも、最新の医療技術や治療法の進歩により、延命や症状の緩和が期待できるケースも増えています。
家族や周囲のサポートを活かす
がん治療において、家族や周囲のサポートは患者様の精神的・身体的な負担を軽減し、治療効果を高める上で重要な役割を果たします。家族は「第二の患者様」とも呼ばれ、患者様と共に病と向き合う存在です。
具体的なサポートとしては、以下の点が挙げられます。
- ・情報収集と共有:患者様の病状や治療法について正確な情報を収集し、共有することで、不安を軽減し、納得のいく治療選択をサポートします。
- ・日常生活の支援:通院の付き添いや家事の手伝いなど、患者様の日常生活をサポートすることで、治療に専念できる環境を整えます。
- ・精神的サポート:患者様の話に耳を傾け、感情を共有することで、孤独感や不安を和らげます。また、無理に励ますのではなく、患者様の気持ちに寄り添う姿勢が大切です。
大腸がんステージ4と診断され、先の見えない不安を感じていらっしゃる方へ。
「もう治療法がない」と諦める前に、ご相談ください。私たちは、がん抑制タンパクと核酸医薬による治療、6種複合免疫療法、光免疫療法といった、従来の治療法では困難だった進行がんや転移がんにも対応可能な、次世代の治療を提供しています。
GENEクリニックは、すべての患者様が前向きに治療に取り組めるよう、全力でサポートいたします。
まずは、お気軽にご相談ください。